3年前、和歌山県田辺市の資産家で“紀州のドン・ファン”とも呼ばれた会社社長の男性が急性覚醒剤中毒で死亡した事件で、警察が28日朝、男性の25歳の元妻を殺人の疑いで逮捕したことが捜査関係者への取材でわかりました。(出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210428/k10013002181000.html)
なんと、3年前に「紀州のドン・ファン」と呼ばれた野崎幸助さん(77)を殺害した事件で、元妻の女性が逮捕されました。
逮捕されたのは東京都品川区に住む須藤早貴容疑者(25)。
迷宮入りかと思われていた事件の急転を調べてみると・・・
須藤早貴容疑者 紀州のドン・ファン殺人事件とは?
資産家として有名だった会社経営者の野崎幸助さんが急性覚醒剤中毒で倒れたのは3年前の5月。
自分で覚醒剤を服用した可能性、お手伝いさんなどの従業員や逮捕された須藤早貴容疑者など、さまざまな人物による殺害の可能性が囁かれましたが、事件は解決しないまま時間が過ぎていきました。
須藤早貴容疑者 顔画像は?
須藤早貴容疑者の顔画像はこちら
夫婦の年齢差52歳!
ちなみに、逮捕のニュースと同時に発表された週刊文春・2021年5月6日・13日 ゴールデンウィーク特大号の見出しには「6.6億円相続 ドンファン妻は「顔が変わって別人のように」」の文字。
こちらも気になりますね。
須藤早貴容疑者 犯行手口は?
報道では、須藤早貴容疑者は平成30年5月に和歌山県田辺市の自宅で、当時の夫だった会社経営者の野崎幸助さんを急性覚醒剤中毒にさせて殺害したとして、殺人容疑の疑いとなっています。
野崎幸助さんは自伝のタイトルから「紀州のドン・ファン」と呼ばれていました。資産家で、『紀州のドンファン 美女4000人に30億を貢いだ男』という書籍を出していました。警察は、野崎幸助さんが自分で覚醒剤を使った形跡がないことに注目。自殺の疑いは排除し、第三者による犯行だと断定しました。何者かに覚醒剤を摂取させられて殺害された、その疑いが出る一方で容疑者の特定にはかなりの時間を要しました。
今回、野崎さんが覚醒剤を摂取させられたタイミングでは須藤早貴容疑者しか自宅にいなかったこと、自宅PCで覚せい剤について調べている形跡が残っていたことから須藤早貴容疑者を逮捕しました。
須藤早貴容疑者 紀州のドン・ファン殺人事件まとめ
この事件は当時、連日ワイドショーでもやっていたため印象に残っています。今回の逮捕でおそらく多くの人が気になったのは「なぜこのタイミングなのか」「なぜこんなにも逮捕に時間がかかったのか」ではないでしょうか。
この事件は密室の自宅で行われていたため、証拠がなかったのです。
この場合、警察は動機がある人物は誰か、具体的に犯行に及べる人間は誰か、絞っていきます。現時点でも、実は証拠はありません。
しかし、多額の遺産を相続したことや、他の人間の犯行の可能性が著しく低いこと、インターネットの検索履歴など、足場を固めて逮捕に踏み切りました。
今後は検察庁への勾留請求が通れば、最大20日間の勾留となります。この間に取り調べなどで自白を引き出し、勾留満期を迎えるタイミングで起訴に持ち込む手筈となっています。
なぜ犯行に手を出したのか、そして罪を認めるのか、それはここからの取り調べ次第になります。
引き続き、動向を追っていきたいと思います。

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