日本相撲協会は24日、都内で臨時理事会を開き、大相撲春場所千秋楽(3月24日)の優勝インタビューの最後に観客とともに三本締めをした横綱白鵬(34)=宮城野=を懲戒で最も軽いけん責(将来を戒める)処分とした。師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は3カ月間、10%の報酬減額処分。懲戒は軽い順にけん責、報酬減額など7項目ある。白鵬、宮城野親方ともに理事会に呼ばれ、直接、処分が通告された。(出典:https://www.daily.co.jp/general/)
春場所の千秋楽で三本締めをした大相撲横綱・白鵬への処分が決まりましたね。
夏場所休場で引退間近ともささやかれる白鵬は、日本国籍を取得し、親方を目指すという話もあります。
そして、かねてより問われ続けている「品格問題」。
今回は、この三本締め問題について考えていきます。

最初は怒りも
先場所の千秋楽に白鵬が優勝を決めて、インタビュー中に観客に対して、三本締めを要求しました。
当時、テレビで見ていた私は、「またいらないことをはじめやがった!」と少し怒りがこみ上げてきました。
昔から、相撲競技を見てきた私にとって横綱は黙々と言葉少なに語るのがカッコよかったのに、今の白鵬は自分のやりたい放題やっていいる感じがして、あまり好きにはなれません。
案の定、翌日には横審からまた注意されていましたからね。
何回注意されてもそういった行動をとるのは異文化の国からきたからなのではないかと思わずにはいられません。

処分理由はコンプライアンス違反
けん責処分の理由は
コンプライアンス規定の違反行為にある「相撲道の伝統と秩序を損なう行為」
だそうです。
八角理事長(元横綱北勝海)は「伝統と秩序、礼節と様式美を、横綱だからこそ率先して守ってほしいと白鵬に伝えた」とのコメントを出し、協会全体で指導や教育を徹底していくとした。(https://www.nikkei.com/article/)
ちなみに白鵬は
白鵬関は元日馬富士の傷害事件の際、同席しながら暴行を止められなかったとして報酬減額処分を受けたこともある。(https://www.nikkei.com/article/)
記憶に新しい出来事ですよね。

儀式の最中というタイミング
白鵬が3月に行われた大相撲の春場所において、自身の優勝インタビューの後に、三本締めを行ったことが問題となっています。
これについては、確かにインタビューで全てが終わりではなく、その後に続く儀式があることを考えれば、勝手に場を締めてしまうことは、不適切かもしれません。
しかしながら、今これだけ大相撲が15日間毎日のように満員御礼が続いているのは、それだけファンを喜ばせているからであり、その先頭に立っているのは白鵬自身と考えます。
優勝力士が白鵬だからこそ、インタビューまで残っていくれたファンも多いのが実情であり、協会側はそのような白鵬の集客力を無視し、一方的に懲罰を与えるべきではないでしょう。

白鵬は「反省」しているのか
6日行われた横審による稽古総見で、白鵬は大関以上で唯一それに加わらずにてっぽうなどの基本動作で終えました。
その会見では直接白鵬には三本締めの質問はとばずに、怪我の状態を質問する形になりました。夏場所に出場する意思を伝えていました。
一方の横審の委員長は、三本締めに対して白鵬も反省しているので解決済みだと言うことを発表しましたが、来場所白鵬が出場して優勝した場合は、それはさすがにもうそのようなことはしないと思いますが、それがいつまで続くかというとわかりません。それが、モンゴル力士で日本のしきたりを理解しきれていないとも言えます。
ファンサービスの多い白鵬と三本締め
確かに白鵬が行った三本締めのタイミングには違和感を覚えました。
でも、その行為にそこまで目くじらを立てなくても良いのではないかと思いました。
本業である相撲における圧倒的な強さに加えて、サービス精神旺盛な茶目っ気あふれる親しみやすさが白鵬の魅力です。
「スー女」のような新規のファンを獲得できている近年の相撲業界の実績を語るうえでも、白鵬の存在を欠かすことはできません。
そんな相撲に大いなる貢献を果たしている白鵬の今回の行為は、ここまで大げさに問題視せず簡単に注意すれば十分な話だったと思います。
コメント
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