「三本締め問題」はようやくの結着がついた大相撲の横綱・白鵬ですが、品格問題については、今もなお多くの疑問が上がっています。
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三本締めといえば、白鵬は過去には万歳三唱が問題になったこともありました。
白鵬関は元横綱日馬富士の傷害事件が発覚した2017年九州場所の千秋楽で観客に万歳三唱を促すなどして、厳重注意を受けたことがある。芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、白鵬関はコンプライアンス委のこれまでの聞き取りに「お客さんを喜ばせたいと思ってやった。万歳は駄目だが、三本締めはいいかと思っていた」と釈明。24日に処分を通達された白鵬関は取材に応じず、理事会の会場を後にした。(出典:https://www.nikkei.com/article/)
今回は、この問題を振り返りながら、白鵬の品格問題を考えてみます。
過去には万歳三唱も
白鵬の懲戒処分については、以前、2017年九州場所の千秋楽で万歳三唱をしてしまったことがありましたが、今回は、そのときに問題になった万歳三唱をしたわけではないので、懲戒処分は可哀想な感じがしました。
三本締めをしてしまった理由も「盛り上げようと思ったから」とのことでしたから、日本相撲協会は、まずは白鵬の日頃の活躍に感謝した上で、今後のこととして、なぜ三本締めが問題となるのかを冷静に伝えればよかったのではないかと思いました。
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伝統か興行か
伝統を重んじるのか、興行を重んじるのか、非常に難しい問題だと考えます。
万歳三唱は締めの行為であり、行事が進行する途中で行うことは確かに間違いではあります。
しかし、あの万歳三唱を嫌だと思った観客はおられたでしょうか?
きっとほとんどのひとが楽しく万歳三唱をしたでしょう。今後、白鵬が行ったような観客や相撲ファンが喜ぶパフォーマンスは決められた枠のなかでどんどん行い、相撲ファンの拡大を図るべきだと思います。
そのためにも、協会は、プロ野球やJリーグを見習って、行為を行ってから注意するのではなく、事前に力士への教育を徹底するべきと思います。
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勝ち負け?品格?
品格のある相撲取りで好感度もあった白鵬関でしたが、最近は場所ごとにマナーの悪さばかりが悪目立ちしてしまい残念です。
白鵬が「モンゴル相撲は勝ち負けが全て」と以前発言しておりましが、ここは日本です。日本の国技です。
勝ち負けはもちろん大事ですが、土俵上のマナーも大切です。
国技をやるからには《品格》を兼ね備えていただきたいです。
白鵬の最近の言動は目に余るものがあります。
良くないです。スポーツ選手は紳士であれ!との思いです。
低迷している相撲人気ですが、内部事情をもう表に出さないで欲しいと、純粋に取り組みを観させて欲しいと、切に願うばかりです。

白鵬 横綱の品格とは?
横綱の資質について、よく議論が交わされていますが、正直どれも曖昧だと思います。
例えば、ダメ押しなんかはまさにその典型です。
相手が土俵の外に出てからのダメ押しは、横綱としての品性にかけるとよく言われますが・・。
私から言わせれば、それ位、気迫を持って戦わなければ、プロの世界では通用しないと思います。
相手を気遣って、優しい気持ちで戦ってたら、負けてしまいますよ。
というか、そういうのを八百長って言うんじゃないですか?うーん、うまく説明できませんが、相撲は他のスポーツと違って、明確なルールができていないように見え、だからこそ、外国人力士は、その立ち振る舞いに困惑するのではないでしょうか。
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